試合日程・結果
第11週
IKOMA FC 奈良
2
-
0
0
前半
0
2
後半
0
守山侍2000
8/30 (日)
KICK OFF18:00
ナラディーア (HOME)
前半
後半
スターティングメンバー
サブメンバー
監督
髙木 和道

前週の試合で、播戸竜二社長から「ここまで一試合も満足していない」と檄を入れられ、後半2失点と課題を残したままで終わったIKOMA FC 奈良。奇跡の逆転優勝まで全勝が命題となるチームは、この守山侍2000戦に気合十分で入った。
開始1分、右からのMF33荒川永遠のクロスにFW11田中直基がヘッド。これはGKのセーブに阻まれたが、「永遠ナイス!」の声がピッチ上で飛ぶ。守りでも前半9分に右サイドでDF6渡邊創太が高いヘディングで相手を抑えると、続く10分にもDF6渡邊が右サイド前方へのフィードパスでバジルを走らせるなど奮闘。コンパクトなサッカーを展開しながら、守備から前線までのパスコースが増えて、相手を押し込んでいく。中盤では、MF7荒井秀賀も通常より運動量が多く、ボールに絡む頻度が増えていった。

前半29分にはDF5斉藤諒が上がってミドルシュート。前半30分にMF26前川大河のドリブルからのクロスなど、チャンスは作るが得点を奪えないチーム。これを支えるようにDF陣も前半40分、FW19バジルの相手GKへのチェイシングにあわせて、ラインをコントロールしてオフサイドに陥れボールを奪うなど、素晴らしい守備を見せた。前半44分には守山侍2000FW22大嶋佑が弾んだボールから抜け出しゴール前に迫るが、GK21カン・ジョンムクが飛び出してクリア。前半を0-0で終える。
先制点が欲しいIKOMA FC 奈良は、後半開始後も攻撃の手を緩めない。後半6分には、左MF13ユ・イェチャンが走り込んで鋭いクロス。ゴール前のFW19バジルにあうが、シュートはジャストミートできずGK。続けて、MF13ユ・イェチャンの直接FKは壁。MF33荒川のミドル。後半13分のMF26前川のシュートもゴール右へ切れるなど、なかなか得点を奪えない。
そんな攻め疲れが心配される中、迎えた後半21分。中盤でMF7荒井秀賀、MF8田中陸が攻撃を作ると、相手にボールを奪われそうになるが、FW19バジルが粘ってチェック。なんとか取り返して中央に送ったボールを、MF33荒川がフェイントを入れてシュート。これが先制点となり、1-0。IKOMA FC 奈良が、待望の先制点を奪った。
チームは、飲水タイムを挟んでFW20木原励、MF28油野匠栄らを投入。代わって入ったFW9都倉賢も含めて、最後まで攻め続ける。お互いオープンな展開となった結果、相手にサイドを突破されるなどピンチも招いた。しかし最後に、先週あまり役割を果たせなかったMF25田井光が後半46分に出場すると、アディショナルタイムの後半50分。FW20木原のパスを中央でFW9都倉が流し、右から走り込んだMF25田井がシュート。これが見事に決まって追加点。雄叫びを上げる劇的ダメ押しゴールで、2-0でIKOMA FC 奈良が勝利を飾った。

これでIKOMA FC 奈良は、勝点17の4位。首位FC BASARA HYOGOは勝点24と、3試合を残して、その差は勝点7。最後まで奇跡の逆転優勝を目指して、チームはひたすら前進を続ける。
「そんな簡単にはいかないゲームになる」と選手たちには事前に伝えていました。相手に対しても自分たちに対しても、焦らず我慢強く戦う必要があると話していた中で、選手たちが本当に頑張ってくれたと思います。0-0の時間が長く、僕やベンチの方が焦りそうになりましたが、本当に我慢強く戦ってくれました。確かな成長を感じます。
守備ではオフサイドを狙いに行ったわけでなく、中盤をコンパクトにして相手にスペースと時間を与えない守りを徹底しています。その結果、自然とオフサイドが取れている形ですね。ただ、コンパクトさを意識するあまり、後半相手に長いボールを入れられて押し込まれた場面があったので、そこは次の修正課題です。
最後まで引いて守る戦いはしたくないですし、何より走ってゴールへ向かう姿勢こそ、観客の皆さんが楽しみにしてくれている部分だと思っています。今日も遅い時間まで多くの方がスタジアムで声援を送ってくれて、選手たちもより強い意識を持って戦ってくれました。ファンの方や広報・スタッフなどクラブに関わってくれる人がどんどん増えているのを実感していますので、本当にいつも感謝しかありません。選手も見られている意識をもって、プロとしての責任感も増しているので、皆さんのためにも最後まで全力で戦い抜きます。