試合日程・結果
第12週
IKOMA FC 奈良
4
-
1
3
前半
0
1
後半
1
AS.Laranja
Kyoto
9/6 (日)
KICK OFF18:00
たけびしスタジアム京都 (AWAY)
前半
後半
スターティングメンバー
サブメンバー
監督

関西リーグDivision1は、この試合を入れて残り3試合。わずかながら奇跡の逆転優勝の可能性を残すIKOMA FC 奈良は、残り試合全勝が絶対条件。負けが許されない試合にチームは、好調FW19エメカ・ミカエル・バジルのワントップに、MF28油野匠栄、MF34田中想楽をツーシャドーに置く配置で、AS.Laranja Kyotoに挑んだ。
立ち上がり直後にパスミスがいくつかあったものの、落ち着きを取り戻したチームは試合を支配。前半9分、右サイドのウィングバックMF17芳賀海斗のパスがペナルティエリア内のMF26前川大河へ通るが、ボレーは相手DFがブロック。他にも10分にDF13ユ・イェチャンから大きなサイドチェンジが見られるなど、いつもとは違う攻撃パターンが見られた。
そして前半24分、MF33荒川永遠が左サイドでボールをキープすると、MF26前川がフォローに来てクロス。ファーのMF17芳賀が頭で折り返したところにバジルが合わせてゴール。早い時間帯にIKOMA FC 奈良が先制点を奪った。この日は3バックの左に入ったDF13ユ・イェチャンが中盤のパス回しに参加するなど、各選手の役割を少しずつアップデートしていくチーム。攻撃に厚みが増したところで前半28分、右のMF28油野から高めのクロスが上がると、ゴール目前でMF33荒川が頭で決めて2点目。荒川の3試合連続ゴールにチームは勢いを増す。

続く前半30分には、中盤のパス回しからペナルティエリアすぐ外で受けたFW19バジルが反転からシュート。これがゴール右に見事に突き刺さり、3点目。バジルもここ3試合で4得点と好調ぶりを発揮する。守備面でも、前半34分には前から激しく連続してプレス。攻守両面で主導権を握ったIKOMA FC 奈良が、危なげない内容で3-0とリードして前半を折り返した。
ハーフタイムが明けた後半4分。AS.Laranja Kyotoは左から中央へパスを送ると、入れ替わって抜け出したDF30堀川堅矢が冷静にシュートをゴール左に流し込んで1点を返す。IKOMA FC 奈良DFにとっては、マークマンの受け渡しなどを徹底すれば防げた点だけに悔しさが残る。
後半から前線はMF25田井光、MF14田上廉太郎、MF28油野に任せたチーム。ボランチにMF22山田力也を入れて、DFラインにはDF6渡邊創太も投入し、守備のテコ入れを図った。攻撃ではMF25田井が積極的にシュートを狙う。後半13分には左から駆け上がって角度のないところからシュートを狙うなど、チームにリズムをもたらした。
その後も積極的にゴールを狙うMF25田井。後半30分には、MF7荒井秀賀がボールを取り返して左サイドに展開。DF13ユ・イェチャンがスペースに出したパスをMF25田井が走り込んで豪快にシュートを蹴り込み4-1。前週に続いてしっかり結果を残してみせた。守備も締めて終わりたいIKOMA FC 奈良は、その後も試合終了までセンターバックDF38鈴木大誠が声を出してDFラインを統率。そのまま4-1で勝利し、優勝への望みをつないだ。

この結果により、IKOMA FC 奈良の勝点は20となり、首位FC BASARA HYOGOとの勝点差は5。残り2試合は上位との対決となり、完全に可能性が潰えるまで、チームは優勝を目指して戦い続ける。
今日は、各選手の立ち位置を少し変えたりして「どういうことができるのか」を見極めながらのゲームでした。その中で選手たちはよくやってくれたと思います。攻撃的に行こうというメッセージを込めて、DFのユ・イェチャンを中盤に参加させたり、選手のポジションチェンジをテストしたりしました。結果、前半だけで3-0とリードできたので、成果はしっかり得られたと感じています。
メンバーが変わると少しサッカーが変わってしまう印象があり、そこは課題ですね。ただ、失点した後に取り返したことや、後半は1得点でしたがそれ以上に多くのチャンスを作れていたことは評価したいです。アシストという結果を残した油野匠栄や芳賀海斗ら若手の奮起も良かったですが、チャンスの数を考えればもっと数字を出せたはずなので、より突き詰めてほしいと思っています。
(残り2試合、強豪との対戦が続きます。優勝への少ない可能性をものにするために大事なこととは何でしょう?)
日々を積み重ねるしかないと思っています。僕自身の経験からもそうですが、巡ってくる少ないチャンスはたった1回かもしれない。時間で言えばわずか1分かもしれない。その『1分』のために、どれだけ準備をして、どれだけのイメージを持って日々のトレーニングに取り組めるか。播戸竜二社長もそこはよく分かっていると思いますが、プロの現場とは、その一瞬で人生を変えることができる世界です。毎日をどれだけ大事にできるか。それが全てだと思っています。