試合日程・結果
2回戦
IKOMA FC 奈良
4
-
1
2
前半
0
2
後半
1
神戸FC1970
8/9 (日)
KICK OFF10:30
鞄工房山本アスレティックフィールド橿原
前半
後半
スターティングメンバー
サブメンバー
監督
髙木 和道

この週から始まった新しい大会、通称「全社」(全国社会人サッカー選手権関西大会)。試合は40分ハーフで、同点の場合延長戦なくPKとなるトーナメント戦。最終順位3位以内に入れば、JFL昇格に繋がる重要な大会である。大事な初戦vs神戸FC1970に向けてIKOMA FC 奈良は、前週の奈良クラブ戦と同じく、3バックにツーシャドーを採用。初スタメンとなったDF38鈴木大誠がDFラインの中央に。シャドーの右をMF26前川大河が務めた。
開始直後、硬さからなかなかパスがつながらないIKOMA FC 奈良。9分にはボールロストによりハーフライン付近からロングシュートを放たれるなど、細かいミスが目立つ。しかし、次第にリズムを掴むと、10分に左サイドでワントップのFW19エメカ・ミカエル・バジルが奪い返して、中央のMF26前川がミドル、13分にMF33荒川永遠のサイドチェンジなど、動きが出始めた。
中盤のプレッシングも機能し始めた前半21分、左サイドでMF13ユ・イェチャンがカウンターを止めてボールを奪うと、MF34田中想楽が繋ぎ、中央でFW19バジルがうまくトラップ。DFをかわして体勢を立て直し、冷静にシュートを沈めて1-0と先制点を奪った。
さらにその4分後の25分。MF22山田力也が粘って前線に残したボールを、MF26前川がハーフボレーで決めて2-0。飲水タイムを挟んだ後も、冷静に試合を進めるIKOMA FC 奈良は、33分にハーフライン付近まで出てヘディングで相手に競り勝ったDF6渡邊創太に、DF38鈴木大誠から「ナイス!そうた」の大きな声が飛ぶなど、高いプレーレベルをキープ。全体的に試合を優位に進めて、前半を2点リードで終えた。

後半からFW20木原励をシャドーの左に。MF22山田に代えて、MF10鎌田翔大を投入したIKOMA FC 奈良。開始早々の後半9分には、FW19バジルがドリブルで相手DFを抜いて中央突破。ゴール前でDFにつめられたところで、右からあがってきたMF26前川にボールを渡すと、シュートは相手選手の手にあたってPKに。このPKを本人がしっかり決めて、この日2得点目、チーム3点目のゴールを決めた。
追加点直後にMF14田上廉太郎とMF25田井光を投入したチームは、守備でも集中。後半13分には相手CKからヘッドを放たれるも枠外。中央の危険ゾーンには侵入させない堅い守備を見せる。続いて後半19分には、DF2池田陸、MF17芳賀海斗がIN。両ウィングバックを入れ替えて、チーム全体のスタミナ切れを防ぎながら試合を進める。
後半21分には、神戸FC1970のDF8國領美勇にGKのセーブしたボールを拾われて1点を返されたが、飲水タイム後もチーム内から声をかけて、最後まで集中。「入り方―」の大きな声がFW9都倉賢から飛ぶと、今季初出場の左サイドのDF2池田陸も後半33分、うまくオフサイドトラップをかけてボールを取り戻すと、前方へのフィードでMF14田上に良いパスを通すなど活躍。試合終了間際のラストプレーで、MF14田上がゴール前の混戦から押し込んで、最終的に4-1での勝利となった。

この勝利によってIKOMA FC 奈良は、来週日曜日8月16日の同時刻に行われる関西大会代表決定戦に進出。関大FC2008を2-0で下した飛鳥FCと、太陽が丘Bで対戦する。
まずは勝てて本当に良かったです。ピッチ状況も含めてミスは多かったですが、トーナメントはとにかく「結果」がすべて。次のラウンドへ進むことができる結果を得られたのは、素直に嬉しく思っています。
内容面では、自分たちから積極的に攻撃を仕掛けて、守備でも前へボールを奪いにいこうと話して送り出し、選手たちはそれをしっかりピッチで体現してくれました。ただ、相手が疲れて前線に攻め残っている状況で、自分たちが焦って突っ込んで、クリアされてカウンターを受けるシーンが多かった。あそこで落ち着いてボールを動かせれば、もっと余裕を持ったゲーム展開ができたかなと思います。
ミスもありましたが、勇気を持ってパスをつながなければいけない局面でもあるので、全部クリアで逃げてしまっては自分たちが苦しくなります。大事なのは「どれだけ正確にボールを止められるか」であり、「その後の良いプレーにどうつなげていくか」。ピッチ状況に関わらず、次戦も相手というよりは自分たちにフォーカスして、どうボールを奪ってどう動かすかを突き詰めていきたいです。その結果、最後に勝てればそれで良いと思っているので、次戦もしっかり勝ちに行きたいと思います。