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延長までもつれる激闘は100分のゴールで決着。IKOMA FC奈良は、奈良県代表決定戦準優勝で今年の天皇杯を終える

2026/08/01

トップチーム

延長までもつれる激闘は100分のゴールで決着。IKOMA FC奈良は、奈良県代表決定戦準優勝で今年の天皇杯を終える

奈良県サッカー選手権大会(天皇杯奈良県代表決定戦)決勝

日時:8/1 (土) 17:00KICK OFF
会場:鞄工房山本アスレチックフィールド橿原

IKOMAFC奈良  0-1 奈良クラブ

得点者:100分 13 安藤 陸登(奈良クラブ)

【試合レポート】

延長までもつれる激闘は100分のゴールで決着。IKOMA FC奈良は、奈良県代表決定戦準優勝で今年の天皇杯を終える

天皇杯、奈良県代表決定戦の決勝。IKOMA FC 奈良としては、初めて迎えるトーナメント“決勝戦”。大会最多優勝を誇るJ3所属『奈良クラブ』相手に、うだるような暑さが少しだけ和らいだ17:05キックオフとなった。チームはこの一戦に向けて、3バックを採用。右からDF6渡邊創太、DF4伊勢渉、DF5斉藤諒を並べた。さらに攻撃面は、FW9都倉賢のワントップにツーシャドー、MF34田中想楽、MF14田上廉太郎を起用。攻撃と守備の両面を補完する新布陣で挑む。

■3バック&2シャドーで攻守両面の強度が増したIKOMA FC 奈良

開始直後の前半2分に、MF14田上がミドル。5分には右サイドMF34田中(想)が高い位置で起点を作り、右に開いたMF26前川大河にパスを展開するなど、攻撃の形を作っていくIKOMA FC 奈良。序盤はボール処理にまごついたDF陣も落ち着きを取り戻し、守備時は両ウィングバックが下がって5バックとなるシステムで、堅い守備を形成していく。

前半の中盤以降は、MF26前川と、MF8田中陸でゲームメイク。ある程度ボールを持たせてもらえたが、前の3人までなかなかパスを繋げない展開が続く。

ただ、奈良クラブもMF48川西翔太のボール回しから両サイドがウィングバックの裏を狙うが、DF13ユ・イェチャンがダッシュで戻り、FW99森本ヒマンへのボールはDF5斉藤が密着マークでクリア。お互い抑えるべきところを抑えるゲームとなっていく。結果、20分以上、両チームシュートがない膠着状態で、前半を0-0で折り返した。

切れない守備の集中力と、ラスト20分の攻防

後半に向けて、IKOMA FC 奈良はMF14田上に代えて、FW11田中直基を投入。続けて、後半開始直後の4分にDF4伊勢が負傷交代。MF25田井光を右のシャドーに入れて、DF13ユ・イェチャンを3バックの左に変えて、陣形を整えた。

守備で耐えるIKOMA FC 奈良は、後半13分にFW11田中(直)が左サイドを突破。クロスに見せかけて中央にドリブル。角度のないところからシュートを狙うが、GKに阻まれてCKと、この試合初のビッグチャンスを掴む。その後、CKのクリアからMF34田中(想)がロングを狙うも枠外。対する奈良クラブも複数選手を交代して、後半19分にはMF7田村亮介が前線とのパス交換からシュートを放つがゴール上。攻撃では決定打を欠いた。

飲水タイムが明けて、残り20分。IKOMA FC 奈良はMF33荒川永遠、FW20木原励を投入。MF25田井が元気なところを見せて、後半43分にプレッシャーから相手GKのコントロールミスを誘い、アディショナルタイム50分にDFラインの裏に抜けて積極的にシュートを狙うなど、チャンスに絡んだ。他にもDF13ユ・イェチャンがダッシュでクリアボールを追いかけ、DF陣は体を張って守る集中力を発揮。結局試合は、両者スコアレスのまま90分が終了。前後半15分ずつの延長戦に入った。

DFラインの裏を突かれて失点。最後まで攻め続けるも敗れて準優勝で終える

延長に入ってもボールを支配する奈良クラブに対し、守備で我慢しながらカウンターを狙うIKOMA FC 奈良。奈良クラブは延長前半1分に直接FK、7分にFW54川崎修平のミドルなどで攻勢を強めていく。そして迎えた延長前半10分、奈良クラブはDF33佐藤大翔がDFラインの裏へパスを送ると、中央やや右からMF13安藤陸登が抜け出して、しっかりとコースを狙ってゴール。ついに均衡を破って先制し、スコアを0-1とした。

IKOMA FC 奈良は延長に入ってMF22山田力也を入れて、ボール奪取からの反撃を狙うが、FW20木原の裏への抜け出し、延長後半3分のゴール前の競り合いも、相手に阻まれノーゴール。最後まで得点は奪えずタイムアップ。天皇杯奈良県代表はつかめず、準優勝で今年の天皇杯の戦いを終えた。

髙木和道 監督 コメント

相手にボールを持たれる時間が続くことは予想していたので、立ち位置を変えながら守備も整理をしながら、選手たちは非常によく頑張ってくれたと思います。

今日の試合では、3バックにツーシャドーの布陣を採用しました。自陣で耐える時間は長かったですが、守備は良かったですし、奪ってからのショートカウンターには迫力がありました。攻撃ではもう少し自分たちでボールを持ちたかったのと、後ろのエリアでプレーすることが多くなってしまったので、前線への繋ぎの部分はベンチからもう少し提示してあげないと厳しかったかなと感じています。

奈良クラブは、ボールを大事にする素晴らしいチーム。差は決して大きくはないですが、すぐに埋まるものでもありません。個人の局面で負けていない部分もありましたが、やはり「止める蹴る」の精度の部分ではまだ差がある。止めて時間を作れるかどうか。ここは毎日積み重ねて向上していくしかないと思っています。

今日もサポーターの皆さんは、暑い中来ていただき、本当に感謝しています。声援がベンチまで届いて、ホームのような感覚で戦えました。今日見に来てくれた方が何かを感じてくれたらありがたいですし、これからもそのために戦っていきたいと思います。応援ありがとうございました。